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なぜ腹式呼吸が良いのか

胸式呼吸は吸う力が強く働き、また意識的にも吸う力を自己調節出来ますが、吐くのは自動的で吐く力を自分では調節出来ません。
ゴムひもにたとえると、だんだん伸ばしていき、いっぱいに伸びきったゴムひもを離すと瞬間的に縮むようなものです。伸ばす力が吸う力で、縮むのが吐く力です。

それでは腹式呼吸はどうでしょう。腹式呼吸では吐く力が強く働き、意識的にも吐く能力を自己調節出来ます。もう一つ大事なのは横隔膜が下に下がる条件は、横隔膜の周りの筋肉群がリラックスしている事が上げられます。

姿勢の項目で述べたように腹筋と喉頭は互いに連動しているので、(重い物を持つ時、喉が締まることを思い浮かべてみましょう。)腹筋が自由ならば、喉頭も自由に働ける事になります。つまり喉をあけた、発声に良い状態にできるということなのです。

次に息の止め方(止気)についてですが、この止気にも二通りあります。一つはトイレできばる時や、重い物を持ち上げる時の息の止め方。もう一つはカメラのシャッターを押す瞬間の止め方です。
前者は「呼気的止気」の息止めと言い、後者は「吸気的止気」と言います。きばって息を止めて喉を開いた瞬間に息がどっと出そうな感覚と、むしろ喉を開いた状態なのに空気は流れ出さない感覚、つまりもう少し息を吸えるような感覚です。

さてそこで、胸式呼吸の時の吐く(呼気)の感覚はどうだったでしょう。吐く力を意識的に調節出来ませんでしたね。したがって胸式で呼吸すると、「呼気的止気」になってしまうということなのです。逆に腹式呼吸の時は吐く力を自分自身の意識で調節できるので「吸気的止気」になります。従って喉も開いた状態で良い発声ができるということです。

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